海外出産 ハーモニーテスト(12週目)

11週から13週の間にハーモニーテストという血液検査を受けます。

GPからほとんどのオーストラリアの妊婦が受ける、ダウン症や18・13トリソミーの遺伝子異常の発生確率および性別までわかるハーモニーテストを受けるように言われていました。

 

日本では、同じように血液検査を任意で受けられますが、性別はこの段階では教えてくれません。日本だと、性別の結果によって中絶することを禁止する為という理由らしいです。ここら辺はお国柄が出ているなと思います。

 

もしこの検査に引っかかると、さらなる検査を受けることになると、検査日にDrから伝えられます。

 

こちらのDrはとても気さくな人が多い気がします。

やんちゃ盛りの子連れで行っても、嫌な顔せず、遊んでくれたりと母としてはとても気が楽です。

 

そして、Drが自ら採血いたします。

私にはこれが結構びっくりで、日本だと必ずと言っていいほど看護師が行うので。

また日本の看護師の方が上手です・・・。

 

結果は1週間後。

 

ドキドキの1週間でした。

 

1週間経って、自分から電話するのかなと思っていたら、なんと朝8時ごろに電話をくれました。

 

結果は、ノーマル。

気になる性別については、直接言ってくれなかったので、聞いてみると、この電話で話していいのか、と逆に聞かれ、もちろん、と答えると、

 

a little boy

 

と言われました。

 

一人目が男の子だったので、二人目は女の子をと思っていたので、この衝撃はすごかったです。。。また、主人は、女の子に囲まれて過ごしたいというほど、女の子を欲しがっていました。。。

 

結果は99パーセント確実のため、次男になることが確定しました。

 

まあ、今の所順調に進んでいるだけでも、奇跡なのだから、それ以上望んではダメですね。

 

 

 

 

 

 

 

海外出産 超音波検査(7週目)

超音波検査の予約をとり、行ってきました。

夫が休みを取ってくれたので、安心して受けることができました。

(英語わからないし、子供は落ち着きないし、つわり中だし・・・)

 

まず、検査1時間前に水を240ML飲んでトイレに行かずに来ることを事前に言われていたため、その通りに。

 

幸い、つわりが楽になってきたので、普通に電車にも乗れました。

 

病院について、紹介状を渡し、超音波検査結果のメールの送り先(日本だと写真のみもらえますが、こちらでは、検査データを全て送ってくれます。)などを書き、待合室で待ちます。

子供は病院内にあったおもちゃに夢中になっていました。

 

しばらくして呼ばれ、夫と子供を検査室に連れて行って良いかを聞くと、静かにしてくれれば良いと言われました。

せっかく来てくれたから呼び寄せようとしたら、すでにおもちゃに夢中になってる子供がその場を離れるのが嫌だったため、泣き始めてしまいました。

 

仕方なく、一人で検査室に。

 

本人確認をして、ズボンのボタンを外して、ベッドに寝るよう言われます。

お腹にジェルを塗って、機器をあて、寝転がっている自分も正面に大きなスクリーンで様子を確認できます。

 

すぐにConglatulations!と言われ、ホッとしました。

その後、心音も確認でき、いろいろな角度で大きさを測っていきます。

 

この段階で、少し大きいと言われましたが、異常なし。

一人目がかなり大きく生まれたので、ドキッとしましたが、まずは一安心です。

 

検査が終わり、再び待合室へ。

 

お会計をして、駅に向かっている間に、早速検査データが届きました。

この異常な早さにびっくりです。

動画のデータもありました。

 

日本では、4Dエコー(自費)くらいしか動画はなかったので、

いちいち専門医にかかる複雑なこのシステム、意外にいいかもと思ってしまった帰りでした。

 

海外出産 GP

来豪して、しばらくしてから嬉しいことに妊娠しました。

 

周りには二人目を生んでる友達も多く、じわじわ焦りはあったものの、なかなか二歳児との生活も大変で、まあ、来年中に授かれればいいなあくらいの気持ちでした。

 

ですので、遅れている生理にモヤモヤし、まぁ無いよねと思いながら試した検査薬(日本から持ってきていた期限切れ)が陽性が出た時は、まさかという思いがありました。

一人目がなかなか授からなかったため、驚きが大きかったです。

 

 

すぐに、近くのスーパーで検査薬を買い直し、再検査。

やはり陽性

 

 

夫に連絡し、すぐにGPに電話しました。

 

GPに予約をとり、1週間後に行くことに。

この頃から、後述のつわりがひどく、GP行くのも大変でした。

 

 

GPでやったこと

 GPでは、まず尿検査(2回)、医師との診察、血液検査をしました。

尿検査で検査上妊娠していることは判明しますが、子宮外妊娠かどうかがまだわかりません。

そのため、後日超音波検査をしに行きます。

 

医師との診察では、この妊娠は計画的かどうか、あなたにとってハッピーなものか、パートナー以外とも性交渉するのかをまず聞かれ、子供がそばにいる中でこの質問をすることにびっくりしました。

先生も、これはまず聞かなきゃいけないのよと言っていました。

 

その後最終月経日から大体の出産予定日を割り出します。

私の場合は2回目の出産となるため、1回目の出産のことを詳しく話します。

1回目の出産が、緊急帝王切開であったため、プライベートの病院を紹介され、家の近くの病院にその場で紹介状を書いてくれます。

(メディケアを持っていないと、パブリックでもプライベートでも値段はさほど変わらないそうです。)

 

ただ、プライベートの病院にはよくあることらしいのですが、出産予定日にその先生が休暇を取るかどうかをちゃんと自分で確認するよう言われました。

また、流産することもあるので、12週以降に産院に予約をするよう言われます。

 

親族で糖尿病などの患者はいるかの確認をします。

 

今後のスケジュールとして、受けた方が良い検査のパンフレットと紹介状を渡されます。

 

その後、診察台に横になり、日本でチェックしていなかった乳がん検査をしてくれました。(一年以内に子宮ガン検診を受けていたため、省略となりました。)

 

この診察中、子供は診察室を出たり入ったり、おもちゃを床に転がしたり、診察台のカーテンを開けたり閉めたり・・・と日本だと嫌がられる行為を連発していました。

つわりの中先生との問診に答えるのがやっとで、半ば子供を放置してしまいましたが、

さすがオーストラリア、busy boyと笑顔で言ってくれ、注意されませんでした。

 

2回目の尿検査をして、GP診察は終わります。

 

 

日本で一度出産したことがあると、こちらのシステムがなかなか理解できなかったです。

GP(初回のみ)→超音波検査(正常妊娠か見る検査、ハーモニーテストなど)→血液検査(糖尿病テストなど)→産院(担当医による定期検診)

とトータルで4つの病院に通うことになります。

なぜ??一つにまとめてよってすごく思います・・・。ドクターはちゃんと全ての情報を共有しているので安心はできますが・・・

 

 

 

 

 

 

 

海外引っ越し 準備 番外編

夫が渡豪してから約二ヶ月ほど母子だけ(+犬)の生活でした。

 

夫は国内にいる時は(特に渡豪前は)忙しく、朝早く出かけ、夜おそーくに帰ってくる人で、土日も仕事に出かけるような、典型的な昭和時代の日本人サラリーマンでした。

ですので、息子との関わり合いも必然的にあまりなく、時たまお風呂に入れてくれるくらいの育児しかしてなかったです。

 

夫が渡豪した後の日本での生活も、まあ変わらない生活をするのだろうと思っていました。あまり育児に参加していない人がいなくても、、、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、息子は違いました。

 

 

 

 

息子は2歳前で、日中は保育園に通っています。そう、ちょうどイヤイヤ期でした。

 

夫が渡豪してから、3、4日たったくらいでしょうか、ご飯をだべない、突然泣き出す、保育園への行き帰りの道はいつも大泣き、保育園で朝バイバイするときに泣き叫ぶ、お風呂に入らないと泣く、着替えたくないと泣く・・・本当に大変でした。

保育園は渡豪前日まで通っていましたが、保育園最終日の1週間前に保育士さんから呼び出されたほどです。

 

保育士  毎日朝大変ですよね。お母様は大変だと思います。

     突然朝泣くようになった原因はなんですか?

私    主人がいないことが子供ながら嫌なんだと思います。

保育士  後1週間ですけど、泣いていても構わないので、

     笑顔で見送っていただければいいですよ。

私    はい・・・。

    (一応笑顔で送り出しているつもりなんだが・・・。ん責められてるの?)

     

 

子供ながらに、今までいたお父さんはどこ行ったのだろうと不安を覚えていたのだと思います。

 

それが、渡豪後はすっかりなくなりました。お風呂のシャワーが怖いと泣くことはありましたが、突然泣き出すなどはなくなり、イヤイヤ期は何処へ状態でした。

やはり家族でいるということは、重要なのだと思いました。

シングルマザーの方は、本当に想像絶するくらい大変なんだなと思った次第です。

海外引っ越しについて 準備編 まとめ

数々の失敗を踏まえ、次また引っ越しとなったら、こうする!というのを覚書として、書いておきます。

 

・まず最初に貴重品を除いておく(間違ってパスポートなどを船便に入れないように)

・船便、航空便どちらでも持っていけないけど持っていきたいものをスーツケースに詰める(薬、コンタクトレンズ、基礎化粧品やマニキュアのストックなど。化粧品は意外にも規制が厳しく、預入荷物なら大丈夫だったので)

・引っ越し作業日から出国日までの洋服やカバン(日本で使うもの)、現地到着後から航空便・船便到着までの服、おもちゃ、オムツ、ペットシーツ、最低限のキッチン用品(包丁・まな板・フライパン・無印のシリコン調理スプーン・大皿(ワンプレート用)コップ・カトラリー・醤油・米2kg)をスーツケースに入れる

・航空便は革製品+緊急性が高いもの Mサイズ6箱まで

・航空便に食材を入れたほうがベター。赤道超える場所に行くと、味が変わるとか・・・。

・船便は残り(ただし帰りに増えることを考慮して、行きは少なめに)

 

・シールを貼っても、一つの箇所に、航空便・船便・倉庫がごちゃ混ぜだとわかりにくい。理想は、この部屋のものは、航空便、この部屋のものは、国内便と分けてある方が作業員の方のミスもなくなる(当日、国内便とラベルしていたものが、危うく船便に入れられそうになったので)

 

ここでのポイントは、順番です。

スーツケース→航空便→船便とより容量が小さく、緊急性が高いものから荷造りして行くことで、失敗を防げます。

 

まぁ私のように失敗しても、意外にも船便が来ない間、生活できてしまいます。

むしろ、船便何入れたっけ?と思うくらいに・・・。

あまり厳密になりすぎず、準備できたらと思います。

(引っ越しストレスは私でもかなりひどく、子供が寝てから毎晩明け方まで作業していました・・・。)

 

 

 

 

 

海外引っ越しについて 準備編 その2

さて、荷物の目処がついたら、航空便、船便、倉庫に分かれているラベルのシール貼りをします。

だいたい倉庫に入れるものは、確定していたので、早めにシールはりを行いたかったのですが、小さな子供がいると、見つけたそばから外してきます。最後は犬がぐちゃぐちゃに噛んでしまいました。小さなお子さんがいる家庭は、引っ越し前日、もしくは当日に貼った方が余計な手間がなくなります・・・。

 

私の場合は、航空便と船便、預入荷物(スーツケース)との仕分けが大変でした。というのも、作業日は同日で、荷物を出してから、2週間は自宅で過ごす必要があり、現地入りしてから数日(結局は2週間ほど到着にかかった)は手荷物で過ごす必要がありました。

いろいろ検索すると、靴やカバンなどの革物製品は船便だとカビが生えることもあるとか・・・。

まずは革物製品、現地で着る子供と私の洋服(オーストラリアは日本と季節が真反対なので、シーズンオフのものをそのまま送ることにしました)、子供のオムツ(3袋くらい)、犬のトイレシーツ、米や調味料などの食材、最低限の料理器具、日用品のストック、子供のお気に入りのおもちゃ、絵本などを航空便で送ろうと考えました。

手荷物は、ベビーカーに乗る子供がいたので、なるべく少なくと思っていました。

貴重品、2週間くらいの洋服、子供のプラスチックの食器、包丁とまな板、フライパン、箸、くらいと思い、こちらも同時進行でスーツケースに詰めていきます。

 

作業日当日は、作業員の方が全部梱包してくれると聞いていましたが、大切な食器などは事前に自分で(母に手伝ってもらいながら)梱包しました。

 

事前にいくつか送ってもらった段ボールに箱詰めしていき、家がものでごった返しになっている中、作業日当日を迎えました。

 

作業員は4人で分担して各々の場所を着々と進めてくれます。

開始1時間くらいした頃に、航空便用の荷物を担当してた作業員から、

「奥さん、これオーバーです」

と言われ、見に行くと、ほぼ、革製品、洋服、オムツくらいしか詰められておらず、サービスであと詰めたいものを選んでと言われました。しかも、既に詰められた段ボールは封がされており、修正できない状態です・・・。

 

Mサイズ段ボール6箱までなんでとその時に初めて言われました。

(2回の打合せでも言われていなかったことを当日に知りました。それなら、あらかじめ6箱の段ボールを送って欲しかったです・・・)

 

この時は、テンパって、適当に軽そうな調味料2つを取り、あとは船便となってしまいました。

 

この失敗が、出国当日、車に乗れないほどの荷物を持って行く羽目になります・・・。

 

作業員のスピードが早く、途中休憩を挟みつつも、4時間ほどで終了となりました。

 

国内便しかない家はとてもガランとして、あー本当に行くんだと実感が湧いてきて、日本を離れること、この家を離れることをとても寂しくなったのを覚えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海外引っ越しについて 準備編 その1

海外引っ越しに伴い、我が家は会社指定の業者にお世話になりました。

会社の内示が出てから夫が現地入りするまでが約2ヶ月、息子と私が渡豪するのが夫が出国してから約二ヶ月となかなかハードなスケジュールでした。

 

業者から書類が届き、その後打ち合わせをしに自宅に来ます。

書類には、現地で持って行ってはいけないもののリストや保険関係の書類、船便・航空便・国内に仕分けるシールなどが入っていました。

 

打ち合わせでは、まだ物の仕分けの必要はないと言われていたため、だいたいこれは持っていく、国内においていくぐらいの準備しかしていませんでした。

そもそも海外での住居が決まっていないため、家具付きの家になるかもわからず、何を持っていくかが具体的にわからなかったですね、この時点では。

 

まず、これがそもそもの間違いでした。

 

作業員は、部屋の端っこのものから、これは船便か、航空便か、国内かを聞いてきます。

 

作業員は、私たちがまだそれらの質問に答えられないと悟り、後日また打ち合わせを行う必要があると言いすぐ帰りました。

(この時、持って行こうとしていた木製製品の家具はオーストラリアの規制により持っていけないです。と言われました)

 

 

次の打ち合わせまでには、住居も決まり、具体的に何を持っていくべきかがわかるはずだ、いやむしろ分かってないと先に進めないので、と言われたような・・・。

 

その打ち合わせ後すぐに夫は出国し、次の打ち合わせからは私のみで対応していくことになりました。

 

2回目の打ち合わせの時にも、まだ現地での住居が決まっていませんでしたが、家具つきでも、家具なしでも、これは持って行こうというものは決めていました。

2回目の作業員の方は家の端からこれはどれか(船便・航空便・国内)を聞いていき、おおよそのCFT(容積の単位)を記入してきます。

だいたい2時間くらいかけて家のものを3パターンに全て仕分けてもらいました。

その後、引っ越し日までにシールを家具に貼っておき、書類を準備するよう言われました。

この仕分け中に、1回目の時はダメだと言われた家具がまさかの持っていけると言われ、嬉しかったのですが、後々、やはりダメだと言われます。

この作業員ごとにいうことが違うのが、本当にストレスでした。

書類一つにしても、書いてある内容が違ったりしました。

きわめつけは、夫のサインを真似してかけと言われたことでしょうか。

夫のサインが必要なら、前もっていうべきではないのか、ましてや真似してかけなんて絶対ありえない話ではないかと思うのですが・・・。

 

このCFTを出してもらったことで、会社の規定をオーバーしているかどうかがわかります。これをもとに最終決定をしていきます。

 

夫が海外にいたために、この資料をエクセルにおこし、電話しながら、決めました。

まだ住居が決まっていないために、色々なパターンを考えてました。

 

長くなったので、続きます。