海外引っ越しについて 準備編 その2

さて、荷物の目処がついたら、航空便、船便、倉庫に分かれているラベルのシール貼りをします。

だいたい倉庫に入れるものは、確定していたので、早めにシールはりを行いたかったのですが、小さな子供がいると、見つけたそばから外してきます。最後は犬がぐちゃぐちゃに噛んでしまいました。小さなお子さんがいる家庭は、引っ越し前日、もしくは当日に貼った方が余計な手間がなくなります・・・。

 

私の場合は、航空便と船便、預入荷物(スーツケース)との仕分けが大変でした。というのも、作業日は同日で、荷物を出してから、2週間は自宅で過ごす必要があり、現地入りしてから数日(結局は2週間ほど到着にかかった)は手荷物で過ごす必要がありました。

いろいろ検索すると、靴やカバンなどの革物製品は船便だとカビが生えることもあるとか・・・。

まずは革物製品、現地で着る子供と私の洋服(オーストラリアは日本と季節が真反対なので、シーズンオフのものをそのまま送ることにしました)、子供のオムツ(3袋くらい)、犬のトイレシーツ、米や調味料などの食材、最低限の料理器具、日用品のストック、子供のお気に入りのおもちゃ、絵本などを航空便で送ろうと考えました。

手荷物は、ベビーカーに乗る子供がいたので、なるべく少なくと思っていました。

貴重品、2週間くらいの洋服、子供のプラスチックの食器、包丁とまな板、フライパン、箸、くらいと思い、こちらも同時進行でスーツケースに詰めていきます。

 

作業日当日は、作業員の方が全部梱包してくれると聞いていましたが、大切な食器などは事前に自分で(母に手伝ってもらいながら)梱包しました。

 

事前にいくつか送ってもらった段ボールに箱詰めしていき、家がものでごった返しになっている中、作業日当日を迎えました。

 

作業員は4人で分担して各々の場所を着々と進めてくれます。

開始1時間くらいした頃に、航空便用の荷物を担当してた作業員から、

「奥さん、これオーバーです」

と言われ、見に行くと、ほぼ、革製品、洋服、オムツくらいしか詰められておらず、サービスであと詰めたいものを選んでと言われました。しかも、既に詰められた段ボールは封がされており、修正できない状態です・・・。

 

Mサイズ段ボール6箱までなんでとその時に初めて言われました。

(2回の打合せでも言われていなかったことを当日に知りました。それなら、あらかじめ6箱の段ボールを送って欲しかったです・・・)

 

この時は、テンパって、適当に軽そうな調味料2つを取り、あとは船便となってしまいました。

 

この失敗が、出国当日、車に乗れないほどの荷物を持って行く羽目になります・・・。

 

作業員のスピードが早く、途中休憩を挟みつつも、4時間ほどで終了となりました。

 

国内便しかない家はとてもガランとして、あー本当に行くんだと実感が湧いてきて、日本を離れること、この家を離れることをとても寂しくなったのを覚えています。